第16回沖縄県介護老人保健施設大会

■介護療養病床の平成24年度廃止の方針が決定して以降、医療依存度の高い療養者の入所が介護老人保健施設に増えてきています。今後、私達は、本来の在宅復帰施設としての役割以上に、医療依存度の高い療養者の対応をしていかざるをえなくなっていきます。
　来年度の介護報酬が数年ぶりのプラス改定になるとはいえ、今後の介護スタッフや医療スタッフの量と質の確保をどうしていけばいいのか、どの範囲までの医療行為を行うのか等の課題を多く抱えています。
　今回の１６回大会は、介護老人保健施設の現状、問題点や課題を見つめることにより、将来の変化に対応し、質の高いサービスが提供できる介護施設を目指すための大会にしましょう。

第16回沖縄県老人保健施設大会開催にあたりご挨拶申し上げます。

　当初、中間施設として出発した老人保健施設は、現在では介護保険制度の中で確実に中核施設としての役割を担うようになってきました。「入院するほどではないが在宅では相当の援助を必要とする」というファジーな位置づけが、利用対象者の幅を大きく広げる結果となり、それに伴ってサービスを提供する私たちも多くのことを期待され求められるようになってきました。
　16回続いたこの大会は現場での問題提起・工夫・改善・提言が積み重ねられた貴重な情報交換の場となり、お互いが学び合い、分かち合い、励まし合える機会としての役割を果たしてきたように思います。実際、会場内は活力と熱気にあふれ、多くの勇気を与えられてきました。
　平成20年6月5日には全国から3,051名が日比谷公園大音楽堂に集結し、「介護職員の生活を守る緊急全国集会」を開き、そびえ立つ厚生労働省のビルに向かって「普通の生活」を保障できる給与体系の確立を求めシュプレヒコールをあげました。
　一方では私たちの地位を守る戦いもしながら、今、助けを必要としている利用者へのサービス提供のスキルも高め評価をいただかなければなりません。今回のテーマは『生かそう！私たち老健の「ち・か・ら」～ケアサポーターからケアパートナーへ～』を掲げ、専門性を生かしながら利用者の視点でケアを見直していく意味が込められていると思います。

• 2009.02.17　発表形式を変更した施設が出たので分科会場別演題一覧を修正しました。
• 2009.02.16　分科会場別演題一覧をアップしました。
• 2009.02.15　演題の提出が一定量届いたので、本日より掲載しダウンロードできるようにしました。
• 2009.02.11　特別講演の演題が決まりましたのでアップしました。
• 2009.02.10　抄録＆PowerPointデータ締切日に誤りがありましたので訂正しました。
• 2009.01.16　開催日付の曜日に誤りがありましたので訂正しました。
• 2009.01.07　プログラムに各「挨拶」を追加しました。
• 2009.01.07　参加申し込み・演題申し込み方法の再変更（WEB入力可能）により、トップページを変更しました。
• 2009.01.07　参加申し込み・演題申し込み方法の変更により、トップページを変更しました。
• 2009.01.06　大会概要に【プログラム】を追加しました。
• 2009.01.06　大会要綱が決定したので、各ページに【目的】を追加しました。
• 2008.12.27　トップページ＝Topicsの「参加申し込み」画像と「演題一覧」の内容説明を修正しました。
• 2008.12.26　大会ページを第１６回大会へリニューアルオープンしました。